実行委員長挨拶
この度、メタルバイオサイエンス研究会2024 (第18回研究会) を、2024年10月17日 (木) と18日 (金) の2日間、水俣市総合もやい直しセンター「もやい館」にて開催することとなりました。
今回の研究会は水俣での開催にちなみ、「温故知新:水俣で語らう生体金属研究の未来」をテーマとして掲げました。このテーマには公害の原点と呼ばれる水俣病が発生した水俣にてこれまでの知見を再考し、新たな生体金属研究を展開する思いを込めています。水俣市は、1992年に日本で初めての「環境モデル都市づくり宣言」を行い、ごみの高度分別や水俣独自の環境ISO制度など様々な環境政策に取り組んできました。そして2008年には、これまでの実績と今後の取組の提案が評価され、温室効果ガスの大幅な削減など高い目標を掲げて挑戦する都市として、国の「環境モデル都市」に認定されています。
10月17日の午後には「水俣病語り部さんによる特別講演」、18日の午後には「水俣視察ツアー (参加無料)」 を予定しています。研究者に語り部さんの講演を聞いてもらい、さらに実際に水俣を視察してもらうことによって、机上で研究しているだけではなく歴史的経緯や社会的影響を理解し、研究の意義を感じていただきたいと考えています。また、2つのシンポジウムを企画しました。シンポジウム1「多角的アプローチでひも解く生体金属研究の新展開」とシンポジウム2「生体金属と腸内細菌の関わり」です。皆さんと有意義な議論を行い、新たな生体金属研究の展開に寄与したいと思います。
本研究会は、日本毒性学会の部会である生体金属部会が主催する学術研究集会で、研究会の名前 (メタルバイオサイエンス) に示しているように「金属と生体との関わり」についての総合的な理解を深め、金属研究全般の発展に寄与することを目的としています。したがって、金属の生理作用, 毒性作用, 代謝, 分析研究, さらには環境研究や疫学研究など、生体に関わる金属研究の全てを対象として広く演題を募集いたします。本研究会への参加は、日本毒性学会の会員である必要はありません。また、本研究会では、研究奨励賞ならびに閔賞 (若手優秀研究賞) を受け付けています。奮ってご応募ください。多くの皆様のご参加とご発表をお待ちしております。
今回の研究会は水俣での開催にちなみ、「温故知新:水俣で語らう生体金属研究の未来」をテーマとして掲げました。このテーマには公害の原点と呼ばれる水俣病が発生した水俣にてこれまでの知見を再考し、新たな生体金属研究を展開する思いを込めています。水俣市は、1992年に日本で初めての「環境モデル都市づくり宣言」を行い、ごみの高度分別や水俣独自の環境ISO制度など様々な環境政策に取り組んできました。そして2008年には、これまでの実績と今後の取組の提案が評価され、温室効果ガスの大幅な削減など高い目標を掲げて挑戦する都市として、国の「環境モデル都市」に認定されています。
10月17日の午後には「水俣病語り部さんによる特別講演」、18日の午後には「水俣視察ツアー (参加無料)」 を予定しています。研究者に語り部さんの講演を聞いてもらい、さらに実際に水俣を視察してもらうことによって、机上で研究しているだけではなく歴史的経緯や社会的影響を理解し、研究の意義を感じていただきたいと考えています。また、2つのシンポジウムを企画しました。シンポジウム1「多角的アプローチでひも解く生体金属研究の新展開」とシンポジウム2「生体金属と腸内細菌の関わり」です。皆さんと有意義な議論を行い、新たな生体金属研究の展開に寄与したいと思います。
本研究会は、日本毒性学会の部会である生体金属部会が主催する学術研究集会で、研究会の名前 (メタルバイオサイエンス) に示しているように「金属と生体との関わり」についての総合的な理解を深め、金属研究全般の発展に寄与することを目的としています。したがって、金属の生理作用, 毒性作用, 代謝, 分析研究, さらには環境研究や疫学研究など、生体に関わる金属研究の全てを対象として広く演題を募集いたします。本研究会への参加は、日本毒性学会の会員である必要はありません。また、本研究会では、研究奨励賞ならびに閔賞 (若手優秀研究賞) を受け付けています。奮ってご応募ください。多くの皆様のご参加とご発表をお待ちしております。
メタルバイオサイエンス研究会2024
実行委員長 藤村 成剛
(国立水俣病総合研究センター 部長)